受診する人が増加しているがん検診について

がん検診、ひと昔前までは重要性が現在ほど世間に浸透せず健康診断を受けているからがん検診を受けなくても大丈夫と考えている方や、健康に自信があるから検診を受けなくてもいいと考える方もいらっしゃいました。しかし、最近はがん検診を受診する方が、増加している傾向が見られます。もともとがん検診の受診率が低く、がんで命を落とす方が65歳以上では50%にもおよんでいることから国の政策でがん検診の受診率を向上させるために、国民にがんの検診の際に利用できるクーポンを送付することがはじめられました。送付されるクーポンは、20歳から定期的に子宮頸がんのクーポンが送付され、40歳から乳がん、大腸がんのクーポンが定期的に送付されます。

このクーポンを利用することで、無料で検診を受けられたり負担金が少なく検診を受ける事が可能なので、受診するきっかけとなり、が検診を受ける方が増えた理由として考えられます。しかしまだ日本は先進国の中でも受診率が低く、検診を受けに行かない方も珍しくありません。検診はがんで命を落とす前に、自分で症状に気がつかない段階の早期がんを発見することができます。早期のがんは、大腸がんの場合内視鏡治療を受けることができたり、乳がんの場合には外来治療することも可能です。

また早期がんは、見つかるのが早ければ早いほど治る確率が高くなります。がんが進行して行く前に適切な治療を受けるチャンスを逃さないためにも定期的な検診を受けることが大事です。

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