さまざまながんの種類とがん検診

日本人は国民の3人に一人ががんになると言われています。それだけがんは日本人が注意しなくてはいけない病気ですが、かかりやすいがんも生活習慣や食生活の変化により変わってきています。以前はがんの中でも胃がんにかかる方が多く、胃がんは深刻な病気でした。また喫煙習慣を持つ方が多かったので肺がんの割合も高いのが特徴でした。

一方で現在は胃がんに変わって大腸がんにかかる方の割合が増えているのが特徴です。これは食生活の欧米化による食事内容の変化が原因とも言われています。また、女性においては乳がんや子宮がんにかかる方の割合も増えています。これも女性の社会進出に伴う出産の機会の減少や、授乳期間の減少、ストレスが原因とされています。

こうした日本人がかかりやすいがんも変化してきているのでより一層、早期発見に努められるように、がん検診を受ける必要があるのです。がん検診はがんの種類ごとに種類があり、自治体が年代ごとに一斉にスクリーニング検査をすることもあり、生活の中に浸透している健診もあります。中でも大腸がん検診は、大便を少量とって行う簡単な便の潜血検査でチェックすることができるので、多くの自治体や会社の健康診断で取り入れられています。健康診断の中には入っておらずオプションで行わなければならない乳がんや、子宮がんのがん検診もありますので、そうしたものは自分で定期的に検診を受けて早期発見に努める必要があるのです。

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